前田俊和

伝統と格式に縛られず、常に新しいものを発信し続ける仁仙ブランド。そのかなめとなるセンスの追求と制作への意気込みに日夜取り組んでいる。
仁仙の伝統を守る傍ら、仁仙からの着物の常識を変える、そんな勢いを感じさせる魅力がそこにはある。

1961年	父である友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる。
1985年	株式会社小松屋に入社。 考案室においてデザイン、配色を学ぶ。
1990年	株式会社前仁に入社する。 父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得する。
2001年	株式会社前仁・取締役に就任。 役員として仁仙ブランドの構築に努める。
2003年	京都誂友禅工業協同組合の理事に就任。 業界においても和装振興の発展に努める。
2004年	一級技能検定に合格、一級染色技能士と称することを認められる。
2007年	株式会社前仁・代表取締役に就任する。
2010年	京都誂友禅工業協同組合の副理事に就任。
2012年	全国染色協同組合連合会の理事に就任。
2013年	京都市伝統産業「未来の名匠」に認定され、技術継承や人材育成に尽力する。