作業工程｜仁仙 Jinsen 京友禅・着物・帯

Process作業工程

綺麗に下染めされた生地に、型紙と丸刷毛を使って更紗の柄を摺り染めします。
1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、反物1反を染める摺り染めの回数は1,000回以上。
ドイツから直輸入した含金染料を使用し、透明感のある仁仙こだわりの色を作り出します。

織り上がってきた白生地に、色の深みを出すために柄を染める前に下染めを行います。

下染めの終わった生地を、シワやゆがみのないようにまっすぐ板に貼っていきます。

友禅糊と染料を調合して染めに使う染料を作ります。この配色でたくさんの色合いを表現します。

型紙と丸刷毛で1色1枚の型紙で生地に染料を摺り込んでいきます。冬場は乾きにくいので一日一回しか作業できないこともあり、夏場は乾きすぎて良くない時も。1日に5回重ねられ、仕上げるのに一週間程かかります。

生地に色を定着させるために蒸気を当てて蒸します。その後、余分な染料を洗い流し、乾かします。

最後に幅揃えなどの整理をして完成です。